① ピコ式暗算ABCの内容
ピコ式暗算は、一般のフラッシュ暗算と同じ「本番モード」と、時間を気にせず自分のペースで解くことが出来る「練習モード」から成ります。
練習モードでは自分が暗算できた後に次の数字を表示させることが出来るため、スピードが間に合わないと言うことはありません。また今どのような映像が頭でイメージできているべきかという途中経過をヒント画像で知ることもできるため、暗算が苦手と言う生徒にも簡単に取り組むことが出来ます。
② 従来のフラッシュ暗算とピコ式暗算の違い
本番モードのシステムはフラッシュ暗算と基本的に変わりません。ただし、難易度の段階が20級から10段である30段階が一般のフラッシュ暗算ですが、ピコ式暗算では「たし算・ひき算」は1~220 レベル、「かけ算・わり算」はそれぞれ1~110 レベルに分かれています。
これにより、一般のスモールステップではなく、「超」スモールステップで生徒に壁を感じさせること無く、もう少しがんばってみようというやる気が出るつくりになっています。また達成具合をいつでも把握できるように紙媒体にシールを貼ることで気軽に昇級する楽しみを得ることが出来ます。
③ フラッシュ暗算の級とピコ式暗算の整合性
ピコ式暗算には、このレベルは従来のフラッシュ暗算の○級・○段相当という整合表があります。今までフラッシュ暗算の3級をしていた生徒なら、レベル76と同等といった記載で講師も一目で現在の生徒がどこからすればいいかわかるようになっています。
逆になかなか受からずフラッシュ暗算を避けるようになっていた生徒なら10ほどレベルを下げて練習することで、どんどん昇級する楽しみを感じてフラッシュ暗算を再び好きになってもらうところからスタートすると良いでしょう。
④ ピコ式暗算A(みとり暗算) B(かけ暗算) C(わり暗算)
従来のフラッシュ暗算プログラムは「みとり暗算」のみでした。しかし、ピコ式暗算ABCは「みとり暗算」だけでなく、「かけ暗算」・「わり暗算」のプログラムを構築しています。
受験生を持つ親御さんの声「フラッシュの効用は何となくわかるが、かけ算やわり算がないのが不満」に応えることができるプログラムになっています。
⑤ ピコ式暗算ABCの検定試験
ピコ式暗算の検定試験は、A(みとり暗算):22段階、B(かけ暗算):12段階、C(わり暗算):13段階を用意しています。指導していただく先生と相談しながら受験してみて下さい。
⑥ ピコ式暗算の取り組み方
お子さんお一人お一人のご様子を見ながら、従来のそろばんを使った計算や紙を使った暗算・読み上げ暗算などのかわりに、5分~10分ほどタブレットを使い「ピコ式暗算ABC」でトレーニングをおこないます。